我流ものかき手法

 やや長いブランクはあるものの、物を書くという活動を初めてから10年を超えてしまいました。
 その経験から、完全無手勝流の執筆プロセスを晒そうと思います。
 真面目に書きたい人は真似をしてはいけません。適当に書いてみたいという人は、こんなんでもとりあえず書けるんだという希望が見いだせるかも。


兵部的思考の大前提

 我ながらヒドイなと思うこの考え方(苦笑)
 一番目についてですが、「俺は名作を書けるんだ!」みたいな自己暗示をかけた方が作業が進むなんて人がいるのかもしれませんが、これを私に当てはめると尊大な暴走を始めるか現実に出来上がる物を見てへこみ倒すだけだと思われます(おおかた後者だな)
 そんなわけで、「どうせプロ目指してないし、程々自己満足出来る程度に書けりゃいいよ」と思うようにしています。
 二番目の構成については、後から書くことに繋がってきますが割とその場で考えることが多いので、全体の流れを考えるのは随分後になってからだったりします。
 酷いときには一度流して書き終えるまで考えてなかったり。
 テーマについてはテーマ自体を考えて物を書くことはしません。そんなことをしたらそれに縛られてしまって書けなくなりそう。
 テーマを持たせてるときは流れを見ながら割と後付けでテーマを見出しています。
 プロット……いつもこの話をすると信じられないと言われますが、本当に作ったことがありません。
 というより、どういう物なのか知りません。
 無意識レベルでそれに相当した物はあるのかも知れませんが、それをプロットと認識はしてないのですよ。

書く前に漠然と考える(細かいことは気にしない)

ストーリーではなく書きたいシチュエーションを考える

 まず細かいことを抜きにしてどんな話を書くのかと漠然と考えます。
 私の場合は似非恋愛小説が多いので、どんなシチュエーションを書きたいのかということを漠然と考えて、それを実現するために肉付けをしていく事になります。
 シチュエーションを実現するための舞台を用意して、それを実現できる人材を用意する、それが基本的な考え方です。
 稀にこういう人物が書きたいからこういうシチュエーションを用意して、と考えることはありますが。

舞台を考える

 先にも書いたように、シチュエーションを実現させるための舞台を用意します。
 私の作品でほとんどを占めているのが現代日本です。
 現代日本であれば検証すべきポイントがないとは言いませんが、そのポイント自体はあまり多くなくて済みます。
 実生活に基づいている場合であれば検証なんかしなくても身についていますもんね。
 現代劇でも海外を舞台にした場合、プライベートで海外旅行をしたことがない人間なので情景やその土地の文化などさっぱり判りませんし、ファンタジーやSFだとその世界観全体を作らないといけません。
 以前ファンタジーやSFにもトライしたことがありますが、設定考証を考えるだけでエネルギーを使い果たしてしまい作品にするモチベーションが保てなくなってしまうのです。
 (しかしそうやって寝かせたまま埃を被った設定、数年後にそっくりな設定を持ったプロ作品に遭遇してへこみまくること数知れず……T_T)

人物を考える

 こちらも先にあるように、シチュエーションを実現できる人材を用意します。
 基本的に男と女一人ずつは必須。あと必要に応じてキャラを増やします。
 日本を舞台にしている関係上、日本人を書くことばかりですが、たまに外国人を書いてみたかったり。
 でも舞台の所でも触れましたが文化や国民性を理解しているわけではないので、中途半端に書いても変なことになりそうです。
 ここでは漠然と考えるだけなので、細かな詰めは後に回します。

どっかで見たことあっても気にしない

 パクリは論外ですが、別にプロを目指したり新人賞に応募したりとか考えてないんで、どっかで見たことあろうと気にしない。
 多分こんだけ物語に溢れた現代、どんな作品だってどっかに似てると思うし。気にしだしたら何も書けない。

どっかで見たことあったらその元ネタを読まない

 似ている元ネタが何であるか気が付いたら、その元ネタは絶対に読みません。読んだらもっと似る!(笑)
 読むなら書き終わった後にします。

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